遊戯王、ときどき日常

遊戯王や日常の事を発信→マンガ・アニメ・カード・日常ネタ

遊戯王カードゲームの歴史

今もなお、世界中で莫大な人気を誇り続けている遊戯王カード遊★戯★王オフィシャルカードゲームデュエルモンスターズ】の歴史を振り返ってみよう。

 

遊戯王に初めてカードゲームとして登場したのは、原作コミック9話「牙を持つカード」にてマジック&ウイザーズというゲーム名で掲載された。原作者である高橋和希先生はMTGマジック・ザ・ギャザリング)を参考にしたと週刊少年ジャンプにてコメントしている。ルールはいたって簡単、生贄召喚はなくお互い一枚ずつモンスターを出し攻撃力や守備力の数値が高いモンスターが勝ちというとてもシンプルなものだった。

 

1998~1999年には、原作マジック&ウイザーズをモチーフにバンダイより初のカード化がされた。販売は今のようなパックではなくカードダスで100円4枚セットでした。シリーズとしては第1~3弾まで発売され、後に公式カードが販売されたことによってバンダイ版は「軟式カード」と呼ばれるようになった。当時ルールは軟式カードにしか書いておらずルールを把握するにはカードをいっぱい集めるしかなかったので、ほとんどの人は原作のルールで対戦したのではないだろうか。

 

1998年発売 カードダス 第1弾

そして1999年2月4日、初の公式カード【遊★戯★王オフィシャルカードゲームデュエルモンスターズ】Vol.1パックがKONAMIから1パック5枚入り150円で販売された、瞬く間に人気となり販売から15年たった2014年には世界で最も売れているトレーディングカードとしてギネスブックに認定された。なお、VOL.シリーズは1~7まで発売された。

1999年2月4日発売 VOL.1

また2000年3月には新エキスパートルールに改訂すると同時にカードのデザインも変更された。特にカードデザインが変わった2000年3月以前のカードは廃盤となっており、製造も再販もされていない。今でもマニアには人気で通称「初期カード」と呼ばれている。初期カードは希少価値が高く、日々高騰し続けていて特に1999年代に行われた大会の優勝・入賞カードや当時の懸賞品カードなど流通数の少ないものはとんでもないプレ値が付いていて、一般人にはおよそ手が出せないであろう。ゲーム特典カードですらサラリーマンのお給料が約2~3ヶ月分飛ぶくらいの値段が付けられているカードもあるのだ。

 

幻のカード ステンレス製 カオスソルジャー

今でも遊戯王カードは様々なシリーズパックや商品が売られ子供に限らず大人にも人気でカードゲーム以外でもコレクションや投資目的で楽しむ方もいるくらいだ。そんな僕も初期コレクターである。ただ、本気でやると遊戯王はお金のかかる趣味なので、これから始める人はしっかりとお財布と相談しながら楽しみましょう!これからも遊戯王が広まればとてもうれしく思います。